ダンサーSota Kawashima(GANMI)インタビュー -Vo.3-

-SNSで大きな話題を呼んだ”#山手線チャレンジ”を撮影した際のエピソードを聞かせてください。

Sota Kawashima：日常をテーマにしたものを撮りたくて、前にメンバーのKazashiが工事現場の音で踊ってて面白かったので、日常の音で山手線の音で撮るのはどうかな？って言ったのが始まりですね。そこから頑張って毎日動画をあげようってなりました。

-“#山手線チャレンジ”の撮影期間はどのくらいしましたか？

Sota Kawashima：かなり地獄で、VIBE3回目の作品作りと色んな活動を並行しながら11月末から12月末の一ヶ月でまとめて撮りました。でも通勤ラッシュの時間帯とかがあったので11時から15時の間で撮って、振りをその前には考えないと撮影出来ないとかあって、たまにその場で作ろうって時もありました。始めに撮った原宿が反響が良かったので、それがとてもやる気が出て、そして毎日投稿していたので一緒にやるゲーム感覚で楽しかったです。

“#山手線チャレンジ”

-これまでのGANMIの活動のなかで一番印象に残っていることはなんですか？

Sota Kawashima：めちゃくちゃあるなあ。BEST3形式にしてもいいですか(笑)
3位はL.A.に行った時、撮影があったので僕が運転する車でKazashiとShunと3人で行ったんですけど、全員携帯の充電が切れてナビができなくて、ナビがない状況で車を走らせないと行けなくなって、アメリカのフリーウェイってEASTとWESTに分かれててKazashiにどっちかわかる？って聞いた時ウィーストって言うんですよ、僕はEASTだと思ってたら、KazashiはWESTのことずっとウィーストって読んでたんです(笑)もう運転しながらまじでブチぎれましたね、アメリカでナビなしで運転するのがどれだけ怖いかって本当にやめろって(笑)っていう話が僕はGANMIのなかで起きたエピソードで一番面白い話だと思います。Kazashiの読み間違えシリーズは全メンバーいろんなストーリーがあると思います(笑)2位は先ほど言ったVIBE DANCE COMPETITION XXIで優勝した時ですね。1位は去年の4月に行われたTOKYO GANMI SITE VOL.0なんですけど、自分達がやりたいことを初めて自主公演としてやったものですし、来てくれる人達全員が僕たちをみに来てくれているんだっていうのもあって、幕が開いた瞬間は多分どのメンバーも一番印象に残ってることだと思います。

-3月から「JG計画」が行われていますが行おうと思った経緯は？

Sota Kawashima：経緯は2つあるんですけど1つ目は、自分達はダンスアーティストっていう言葉を目指してるので、そうなる為には自分達がこういうライブをしますっていうのをいろんな人に届けないとって思ってて、そのためにはたくさんの人にダンスを届ける必要があるので、無料という形にして誰でも「ガン見」できる場をつくりたいと思いました。「ダンスライブ？」ってはてなが付くけど興味はあるそんな方達に見て欲しいです。

2つ目は、ファンの方は日本中から来てくれてるのにずっと東京でしかやってこなかったのですごく申し訳なくて、中々やれないって思ってたけど、いやもうやろう！って思って(笑) GANMIを知ってもらう説明会を盛大に開かなきゃダメだなって思いましたね。ファンの方もただのファンではなく仲間みたいな意識を持ってくれているので、そんな仲間と一緒に47都道府県全部でやるっていう達成感を共有したくて、何か一つの感動を生むんじゃないかなと思いみんなで作ってくれる計画にしたくてクラウドファンディングっていう方法を考えました。支援して頂いた方にはこの計画に参加したことを生涯誇れるような計画にすることでその人の未来の光になれたらなと思います。

-Sotaさん自身とグループとしての今後のビジョンはありますか？

Sota Kawashima：GANMIとしては、ダンスをやってなくてもこうして自分達を応援してくれる人もそうだし、生徒の子達も、ダンスを一生懸命に頑張って上手くなろうとしている人達もダンスを愛する全ての人たちに夢を与えるグループになることが目標ですし、自分としては、それを次の世代や次に繋げていきたいですし、尚且つディレクターという立場なのでメンバー一人一人の幸せを考えないといけないので、GANMIとして夢を叶えても一人一人の幸せに結びつかなかったら意味ないと思ってて。もちろん自分が幸せになることもそうですけど、みんなの幸せをつくれたら次に繋がるだろうし。僕は今自分の才能を最大限に活かせる場所にいれると思っているので、こうありたいとかは常備品みたいな感じです。GANMIをどうするか、GANMIをどう繋げるか、どうシェアするかっていうのが僕のビジョンですかね。

-最後にGANMIのこれからの活動を楽しみにしている、ファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。

Sota Kawashima：正直イケてるチームなのかとか、かっこいいダンサーなのかとかは全然分からなくて、この日までやってる活動が正解かもわからないまま何もない更地の状態だと思ってるから正解の道がなくてわからないときもあるんですけど。活動していて気づいたら後ろに道が出来てて、そこに賛同してくれるファンの人たちがいて。ああ、なんか正解だったのかなって思う時がめっちゃあるんですよね。これからも僕たちの活動が正解かもわからないし何が起こるかわからないけど、応援してくださいっていうよりかは一緒についてきてくださいっていう気持ちの方が強いですね。