BoA, Wanna One, NU’EST ダンサーKyo Koyauchi -Vol.5-

19.04.21

-Wanna OneやNU’ESTなどの韓国アーティストや韓国人ダンサーの方とお仕事をする際のコミュニケーションはどのようにとっていますか?

Kyo Koyauchi:韓国のアーティストさんと仕事をする時はすごい深く関わることはあまりなくて、NU’EST は日本語が全員喋れるのでめちゃくちゃ仲良
いんですけど、アーティストに自分から韓国語で喋りにいくってことはないかもしれないです。僕がすごい喋れるわけでもないので。韓国人のダンサーの時は僕のカタコトの韓国語と相手に分かりやすい韓国語を喋ってもらってコミュニケーションをとっています。どうしても分からない時は翻訳機を使います。

-韓国でのライブもバックアップしたと思いますが日本と比べてどうでしたか?

Kyo Koyauchi:火薬、特効の量がすごいです(笑) 日本公演の時にはなかったタイミングで特効が出てきたりだとか、聞かされてなかったので本当にびっくりしました(笑)あとステージがめちゃくちゃ寒いです。12月にBoAさんのライブがあったんですけど屋内なのに寒かったです(笑)

-盛り上がり方の違いはありましたか?

Kyo Koyauchi:もうめちゃくちゃ盛り上がってて韓国の人はパリピっぽくて(笑) 最初のオープニングから音が聞こえないくらい歓声がすごくて、アメリカンな感じでしたね!アンコールの曲をファンが歌ってて、日本の場合サビだけじゃないですか。韓国一曲丸々一緒に歌ってて(笑)すごいやりやすかったですね。

-海外で公演をやってて感じたことはありますか?

Kyo Koyauchi:バミリとか日本は細かく何番っていうふうに正確にやっていることが多いんですけど、海外はザックリしていて。日本は良い意味でも悪い意味でも細かくて、海外でのライブでは良い意味でも悪い意味でも雑って感じです(笑)でもその雑さが逆にライブの時に良かった時もありましたね。キメすぎてなくてLIVE感がでて。

-今後振付してみたいアーティストはいますか?

Kyo Koyauchi:誰でもしたいです!でも今までやってきたアーティストさんとまたやりたいですね。バリバリ踊る系のめちゃくちゃ難しいダンス曲をやりたいです(笑)

-これからダンスを始めようと思っている人や、現在ダンサーを目指し頑張っている人達にメッセージをお願いいたします。

Kyo Koyauchi:自分が今メインにやってるバックダンサーとか、アーティストさんと携わるお仕事が多いダンサーの意見として言うと、やっぱり自分がメインっていうわけではないし、言ってしまえば変わりがいくらでもいるという感じなので、めちゃくちゃ頑張らないといけないと思うし、頑張ったからといってそれが自分のなりたいようになるっていうわけでもないと思うんですけど、とにかく死に物狂いでやるしかないという感じはあると思いますダンサーって。
バックダンサーとか振付とかをやっていきたいと考えている人に対しては、今若い子でも本当に上手い子いっぱいいるので、その中でどう自分が上がっていけるかていう。多分ダンスの技術を磨くだけじゃなくて、もちろんその努力は必要だけど、そこだけじゃなくていろんな人に自分を知ってもらうっていうのがすごい大事だと思う。影の努力も必要なんだけどアプローチの仕方もしっかり考えてやっていくことが何かに繋がっていく気がします。でも根本はダンスは本当に楽しんでやんないとダメだと思うので、楽しくなくなっちゃうといい踊りが出来ないし、いいものも作れないと思うので楽しむことを忘れずに。それが一番大事なことです。楽しくなくなってきたなあって思ったら、休んでもいいと思うし。そんな感じで頑張って欲しいです!

-最後に、今後の目標を教えてください。

Kyo Koyauchi:今30歳で20代は本当に色々なアーティストさんのバックダンサーをさせてもらう機会が多くて、MVとかツアーとか周ってきて29歳ぐらいからアーティストの振付やライブのステージングをしてきたりしたので、今までやってきたことを生かして、今度はもっと振付やステージングとかクリエイティブの方に携わっていきたいですね。25 歳から30 歳の5年間でどれだけステージ立ったか分からないくらいやってきたので、それを生かし
ていきたいですね。

 

Kyo Koyauchi
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