ダンサーKensukeが語る演出と振付とは…

19.01.26

-ライブの演出をされることになったきっかけはなんですか?

Kensuke:NYに行った時にバックダンサーのオーディションがあって、そのオーディションに僕と日本の友達とかで行っていたんですけど、日本人ってやっぱり小さいんです、身体が。僕身体が小さく軽い方なんですが、大きなステージに立つダンサーの人ってマッチョな外国人だったりするんですよね。女性であれば、凄くスタイルがいいとか綺麗だったりとか、やっぱりある程度の容姿っていうのも限られているので、オーディションの時にパッとグループ分けで並ぶと、凄く大きな外国人がたくさんいるので、これ無理かもってその時に思ったんですよね。特に海外で活躍するつもりは全くなかったんですけど、こんなに違うんだって思ったら、日本でも別にいいかなって思っちゃったんですよ。海外で頑張りたいのは頑張りたかったんですけど、僕の本当に合っているゴールじゃないなって漠然と思えてきて。でもその時、ダンス好きなんだけど何したらいいんだろうなって考えた時に、つくるのが好きだなって思って。NYに行った時は、ただがむしゃらに踊っているだけだったんですけど、その時ぐらいから何かつくる仕事も何となく見据えた踊りを勉強しようと思いながら過ごしていました。
日本に帰国してからは…YouTubeを観て振付の勉強をしたりだとか、色々な有名な振付師の方の仕事を見たりとかして勉強をしていました。そんな最中に日本でも振付の大きいコンテストがあるんですけど10人、20人、30人を振付して、どういうのが1番良かったですか?っていうような大会にバシバシ出したんですよ。一番頑張ったのはLegend Tokyoっていう大会で、それは3年連続で挑戦させてもらえて挑戦していました。その時ぐらいに演出を既にやっている先輩の方から「こういう仕事がやりたいんだったら、実際にアシスタントで入ってみないか」って言われたんです。その時が本当に演出の仕事を始めた1番のきっかけです。なりたいと思った前から色々と準備してて、やっと手に入ったというか、出来るようになったっていう感じでした。

-演出や振付をされていると思いますが、アイディアはどこから浮かぶのか教えて下さい。

Kensuke:僕の場合は、仕事とかビジネスとかって何かが合わさったものが何かになるみたいな。例えばパソコンもタイプライターと画面が一緒になってパソコンになったりとか、たぶん、もっと何百年も前、何十年も前とかにい色々な文化が合わさってカタチになって、スマホもパソコンと携帯が一緒になってiPhoneになってとかっていう文化の発展の仕方だと思うんです。僕の中では、ダンスとダンスに絶対に携わらないだろう何かを一緒にして、何か1個のものを生み出す、生み出せると思っていて、そのアイディアはいつも街歩いていたりだとか、色々な音楽を聴きながらだとかを頼りにしてアイディアを浮かばせています。今で言ったら普通なんですけど、絶対ヒップホップの曲じゃなきゃヒップホップは踊れないって言う文化だったとしたら、ヒップホップじゃない曲とヒップホップのダンスを合わせてみようだとか、みんながここまでしか考えてなかったのに、ここら辺まで飛び抜けてみようかなみたいなものをちょっとこう探すっていう感覚ですかね。

-アーティストを振付する時に大切にされていることはなんですか?

Kensuke:本人がやりたい事を100%+自分がやりたい事20%を合わせて120%で返せるようにする。自分が100%やりたい事じゃなくて、本人の希望をまずは全部もらってから、それにプラスαで提案できる事を提案して、そっちの方がいいね!ってなるような振付にするということを常に考えています。

-ゆずさんへの振付はいつも振付されているジャンルとはだいぶ違ったと思いますが、意識されたことはありますか?

Kensuke:ゆずさんの場合は、アーティスト名だけでほとんどの人がイメージができる曲も出てくる。彼らの楽曲に演出の意図としては、あえて全然違う振付をするパターンもあったと思うんですけど、僕の場合はなるべくゆずさんの世界観を損なわないような振付になるように、その雰囲気や空気感になるように本人と話をしながらつくっています。そんなことから、僕のやりたいことってというより、ゆずさんが立った時にどういう感じで見えるかなっていうのを気を付けながら振付をしていく感じですかね。

-今まで振付をされた中で、1番難しかった振付はありますか?

Kensuke:これはすぐ答えられますね。ゆずさんの夏色。この曲はほとんどの人が歌えるじゃないですか。だから恐れ多くて振付するのにびびっちゃいました。僕が初めて振付したのが去年のドームツアーだったんですけど、ゆずイロハっていうゆずさんが20周年ぐらいのタイミングで、200人、300人くらいのダンサーを集めて振付をしたんですね。そこでタッタと夏色をやりたいと言われたのですがタッタは既にケントモリさんが振付をされていて既にあっったのですが、夏色はない状態でした。その夏色で「じゃあ、Kensukeやってくれ」って言われて、「わかりました」って答えたんですけど、どうしようかなって思って。中学生の時にカラオケであんなに歌ってた曲だなー。なんて思ってたらびびっちゃって。そんな状態で1回振付を提案しに行ったんですけど、すっごい無難な誰でも考えられるような振付を提案しちゃったんです。そうしたら演出から「これダメ」って外されたんですよ。これ見たら変だなって思うわって自分でも思って、自分の手綱をぎゅっと締め直して、もう1回ちゃんと考えてつくって出しました。本当に名曲だけにドキドキしながら、振付をつくったっていうことを1番覚えています。

-FlowBackの演出をされていますが、1番大変だった演出を教えて下さい。

Kensuke:純粋に1番始めの時に「初めまして、私たちFlowBackです。ライブいつです。アルバムあります。よろしくお願いします。」みたいな感じでさらっとやらせてもらえることになったのですが、彼ら歌って踊るグループなんですね。アルバムリリースしてると90分〜120分くらいライブ出来るチームになっているんですけど、当時彼らは振付している曲がシングル曲くらいしかなかったんですよ。そこで僕が、次のライブで踊るほとんどの楽曲振付したっていう時が一番大変でしたかね。その期間が1ヶ月とか2ヶ月とかしかなかったんですけど、メンバーが覚えてもらえる期間って限られるので、5日間なのか7日間なのか凄くタイトなスケジュールの中で進めてほとんど記憶にないんですけど死に物狂いで振付しました。忙しかったです(笑)。

KENSUKEさんが演出に携わっている
FlowBackのツアースケジュールはこちら

FlowBack LIVE TOUR 2019「The Answer」

2019.02.01(金)
@ umeda TRAD 開場18:15 / 開演19:00

2019.02.02(土)
@ umeda TRAD 開場16:15 / 開演17:00

2019.02.03(日)
@ KYOTO MUSE 開場16:30 / 開演17:00

2019.02.08(金)
@ 名古屋ElectricLadyLand 開場18:15 / 開演19:00

2019.02.09(土)
@ 名古屋ElectricLadyLand 開場16:15 / 開演17:00

2019.02.10(日)
@ 岐阜Club-G 開場16:30 / 開演17:00

2019.02.15(金)
@ 仙台 darwin 開場18:30 / 開演19:00

2019.02.16(土)
@ 仙台 darwin 開場16:30 / 開演17:00

2019.02.17(日)
@ 郡山 HIPSHOT JAPAN 開場16:30 / 開演17:00

2019.02.23(土)
@ 柏PALOOZA 開場17:30 / 開演18:00

2019.02.24(日)
@ 新横浜 NEW SIDE BEACH!! 開場16:30 / 開演17:00

2019.03.02(土)
@ 浜松 窓枠 開場17:30 / 開演18:00

2019.03.03(日)
@ 神戸VARIT 開場16:30 / 開演17:00

2019.03.08(金)
@ 広島セカンド クラッチ 開場18:30 / 開演19:00

2019.03.09(土)
@ 広島セカンド クラッチ 開場16:30 / 開演17:00

2019.03.10(日)
@ 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM 開場16:30 / 開演17:00

2019.03.21(木・祝)
@ 札幌 Sound lab mole 開場16:30 / 開演17:00

2019.03.23(土)
@ HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2 開場17:30 / 開演18:00

2019.03.24(日)
@ 高崎club FLEEZ開場16:30 / 開演17:00

2019.03.29(金)
@ 金沢AZ 開場18:30 / 開演19:00

2019.03.30(土)
@ NEXS NIIGATA 開場17:30 / 開演18:00

2019.04.05(金)
@ 福岡BEAT STATION 開場18:30 / 開演19:00

2019.04.06(土)
@ 福岡BEAT STATION 開場16:30 / 開演17:00

2019.04.07(日)
@ 熊本 B.9 V1 開場16:30 / 開演17:00

2019.04.27(土)
@ 品川ステラボール 開場17:00 / 開演18:00

チケット詳細情報はこちら
FlowBack OFFICIAL SITE

-今後、共演したいアーティストやダンサーはいますか?

誰だろうなぁ…この間テレビでサカナクションさんのライブ観たら感動して、いいなぁって思いましたね。サカナクションのライブに僕も入りたいなぁ、みたいな。あとはSKY-HIの楽曲の中に、僕がラップするっていうゾーンがあって、KEN THE 390さんとSKY-HIとeillちゃんと僕で、ライブに出演っていうことがありまして…その時の僕の名前が色々と話が長くなるんで置いておくんですけど、KEN THE 390さんのパクリでKEN THE 研究丸という名前なんですね。そんなことから、いつかKEN THE 390と KEN THE 研究丸が一緒になる曲がやりたいなっていう風に思っています。(笑)

-これから挑戦したいことや夢はありますか?

Kensuke:僕はやりたいことっていうよりかは、自分にきた仕事がやってもらいたいことだと思っているので、やってもらいたいことに常に答えたいっていうのは、思っていて、その中に自分はその仕事がやりたいのか、やりたくないのかは、もちろん自分で判断したいんですけど、せっかくもらった仕事なので極力返していきたいと思っています。やりたいことというより、来た仕事を100%で返していく、もっとそれ以上で返していくっていうのが、次の僕の何かに繋がるんじゃないかなって思っているので、演出とかダンスとか振付とか色々やっているんですけど、今まできた仕事をちゃんと答えてきた事が今の自分の結果なんだと思います。あまり型にはまらず、且つ自分の興味があった事をやっていくっていうのは、これからも自分でも変わらずいたいなって思います。

-10年後のビジョンは

Kensuke:10年後はおそらくもう今ほど踊れてないと思うので、もっとダンサーが活躍できる世界をつくりたいです。ダンスも結局は人の楽曲を踊っているだけなので、多分今後は色々なシーンが発展して別のジャンルが生まれてくると思うんです。今はアーティストやダンサーに対して仕事の経験上で勉強になっているので、もっとダンスがよりエンターテイメントの内側に入るようなコンテンツだったりとか、将来的には若い子たちをプッシュできるような環境づくりだとか、自分は表側も立ちつつ裏方でもあるんですけど、どちら側でも認知されるように、表裏隔たりなく自分のやっていることがしっかり色々な方に伝わればいいなと考えています。

 

Kensuke
Twitter:@Kensuke_1
Instagram:@kensuke_1
BLUE FLAP QUARTET OFFICIAL SITE