claquepot(クラックポット)ツアーファイナルライブレポート

19.08.09

7月18日「WHITEJAM × claquepot 2 MAN TOUR -Solution 8-」がマイナビBLITZ赤坂で行われた。京都、北海道で行われてきた今回のツアー、ファンからの熱い要望もあり、実現した東京での追加公演。

1曲目の「テノヒラ」で幕を開けたclaquepot(クラックポット)のステージ。真っ暗な会場にclaquepotの歌声だけが響き渡りざわついていた会場が一気に静まると、気がつくとまるで自然と聞き入っているような不思議な感覚を感じた。「BLITZ、調子はどうですか!?」とオーディエンスに問いかけ、「みなさん、今日は自由に人間であることを忘れるくらい楽しんでください。なぜなら、僕からしたら皆さんも只の“ケダモノ”」と話し始まった2曲目は「ケダモノ」。そんなスタートからclaquepotのペースであたたまった会場で続いて披露されたのは「AUTO」。claquepotの紡ぐ言葉に何かを汲み取るかのように胸の前で手を合わせる人も多く見られたのが印象的だった。

そして、優しいボーカルと曲調にあった柔らかい照明で照らされ始まったのは「バイバイ」。claquepotにしか作り出せない空間に思わず、目に涙を溜める人の姿も見られた。その後、7月に配信リリースされたばかりの「home sweet home」から新曲「pointless」と続けて2曲を披露し間髪入れず次の曲へ。

「皆さんのおかげでここまで来れました。これからも沢山の音楽をやっていくので付いてきてくれる人は一緒に進め!」とテンションを上げ、シンガロングし、オーディエンスと一体感に包まれたのは「ahead」。「最高です。ありがとう!」と伝え曲を閉めくくる。

会場の熱気もピークに達した中、唐突に「追加公演ということで新曲やりたいと思います」と、急に暗転する会場。そこに現れたの総勢17人、今最も勢いに乗っているダンスクルー”GANMI”。ステージ上の台座に上がったclaquepotを囲み、圧倒的なダンススキルとスケールで新曲「choreo」に花を添えた。

終わりにGANMIのメンバーをステージから見送り、「新曲はダンサーにしかわからない言葉を歌詞に盛り込んでいるのでまた聴く機会があればそういう点に改めて注目して聴いて欲しい」と話した後に「次の曲でラストです」と伝えると名残惜しそうに返すオーディエンス。「みなさん、また遊びに来てくれると言う約束を”むすんで”ください。」と話し、最後に披露されたのは「むすんで」だった。エモーショナルに歌い上げるclaquepotにスポットライトが当たり「楽しかったです。ありがとうございました」と頭を下げ、曲が完全に終わる前にステージを後にするclaquepot。音楽が完全に鳴り止む頃、ステージには盛大な拍手が送られていた。

Twitter:@claquepot
Instagram:@claquepot_official
claquepot official shop