3/9(土) VUENOS SWISHライブレポート

19.03.14

3月9日(土)、VUENOSにてVUENOS SWISHが開催され、10組のアーティストが出演した。

フロアは多くのファンで超満員であり、これから始まるVUENOS SWISHへの期待感で満ちていた。
この日のトップバッターは初出演のFEARLESS(フィアレス)。「Believer」でアップテンポにステージを始めると、「Typical Lovers」で妖艶な雰囲気の表情も見せる。クラップを煽るパーティーチューン「Buzzin’People」では「パーティーピーポー!」と大きなコールも飛んだ。現在新大久保にて精力的にフリーライブを開催中のFEARLESS。最後は「Supreme」を晴れやかにパフォーマンスした。

FEARLESS(フィアレス)

続いて、大阪のオーディション番組出身ダンスボ&ヴォーカルグループRe:Complex(リ・コンプレックス)。15人のメンバーの中から5人が登場した。サビとシンガロンが特徴的な「Scream!!!」でフロアを青々とした高揚感で包んだ。「White Song」をパフォーマンスしたRe:Complexは8月30日に開催予定のなんばHatchでのワンマンを告知。7月1日時点でチケット1000枚販売が開催条件だと念入りに宣伝し、「スポットライト」でポップに締めくくった。

Re:Complex(リ・コンプレックス)

2人組ボーカルデュオのANFiNY(アンフィニー)も初出演。デジタルデビューシングル「STREET GIRL」、2人のハーモニーが聴き心地の良い「Blue Magic」を披露した。さらに「みなさんが知ってる曲で盛り上がれたら」と話し、NEWSのカバー曲「weeeek」のイントロが流れると観客からひときわ大きな歓声が上がった。5月26日のファイナルに向けワンマンツアー真っ最中の彼らは「Un infinity」をフレッシュに歌った。

ANFiNY(アンフィニー)

FAYS(フェイズ)は「Yellow Diamond」や「Best Of My Love」、「Esketit」を続けてパフォーマンス。MCではメンバーのYUKIYAが「俺たちも今日を楽しみに来ました!みんなもSWISH全部楽しもう!」と揚々と話して意気込みを見せ、最後にはアップテンポな「I Will Never Let You Go」を届けた。シュートダンスなど流行りのダンスやエレクトロなミュージックで、VUENOSにFAYS独特の空気感を作り出した。

FAYS(フェイズ)

WhiteA(ホワイトエース)はクールなSEに乗って登場。コール&レスポンスから始まる「W.O.W」、アーバンな雰囲気が漂う「every little thing you」をパフォーマンスした。靭帯損傷のため休養中だった最年少メンバーのKOUKIも復帰予定の4月2日のTAKUYA生誕祭を告知した後は切ないラブソング「Stay with me」。マイクスタンドを人に見立てて使った演出で観客を引き込んだ。そして定番の「Let’s go」では「3・2・1騒げ!」の掛け声が印象的だった。

WhiteA(ホワイトエース)

VUENOS SWISHも中盤、ステージに現れたのはBANQUET(バンケット)。コール&レスポンスから始まったバーレスクなキラーチューン「Shall we dance」、アップテンポのサマーソング「Priceless summer」、メンバーの歌唱力が引き立つ「Don’t look back」などを立て続けにパフォーマンスした。最後までMC無しで走り抜けたBANQUETはSWISH TOUR 2019~Spring Edition~福岡公演の出演やファーストアルバムリリースを発表し、観客への厚いお礼を述べてからステージを去った。

BANQUET(バンケット)

京都発5人グループのWITHDOM(ウィズダム)は登場から観客を煽り、「Get A Fire」「Tell Me」「Popcorn」「How we do」をノンストップメドレーで披露。がなるような歌声と力強いリリックにフロアは飲み込まれていった。「初めて見た人手の甲見せて〜」とテンポの良いトークを挟みながらも、和テイストバラード「千歳」で歌唱力の高さも見せた。「Magic Number」 では観客を前後左右に揺らしたり、一斉にジャンプさせたりするなど、大いに盛り上がった。

WITHDOM(ウィズダム)

SELLOUT(セルアウト)は赤いペンライトが光る中「Samurai New Shit」でクールにスタートした。ライブ定番曲「Hot shot」では盛大な歓声が上がった。11月9日にマイナビ赤坂BLITZでのワンマンライブが決定しており、3月28日に定期単独ライブも控えているSELLOUT。西部劇を彷彿とさせるウエスタンなメロディーが引き立つ「Feels like California」、「Say What!」「SELLOUT!」のコール&レスポンスで盛り上がる「Butterfly Effect」など、全5曲をパフォーマンスした。

SELLOUT(セルアウト)

清涼感のある代表曲「Take Off」を1曲目に披露したFIZZY POP(ナチュラル炭酸)(フィジーポップ)。メインボーカルの内海大輔が咳いてしまうシーンもあったが「Poppin’ Shower」、「Lonely」と安定したパフォーマンス力の高さを見せた。MCではメンバーと親交のあるDa-iCEの花村想太の話を花粉症などと絡めて軽快にトークした。「Ride On」では全員で手を上げる振り付けで一体となり、「Sparkling Shower Night」では回したタオルを客席に投げる演出でファンを喜ばせた。

FIZZY POP(ナチュラル炭酸)(フィジーポップ)

この日のトリを飾ったのはMADKID(マッドキッド)。メンバーが姿を現すと早くも黄色い悲鳴が上がった。アニメ「盾の勇者の成り上がり」のオープニングテーマ「RISE」でフロアのボルテージは最高潮に達した。第2シーズンのオープニングも担当することが決定しており、4月24日のニューアルバム発売や3月16日から始まるリリースイベントも告知した。切なげなバラード「出ていってよ」を披露したのち、「最後は久しぶりの曲やりますか?」というとコール&レスポンスの練習を始めた。そうして流れ始めた「Never going back」のイントロで観客のテンションは更に上がった。「オエオエオ!」のコールは割れんばかりに響いていた。

MADKID(マッドキッド)

熱狂の中幕を閉じたVUENOS SWISHは4月から始まるSWISH TOUR 2019 〜Spring Edition〜への期待を更に膨らませるものとなった。

 

SWISH TOUR 2019 〜Spring Edition〜
https://swish.fun/archives/1100/