IVVY 3/8(金)ワンマンライブ「Light on fire」ライブレポート

3月8日(金)新宿BLAZEにてIVVY ONEMAN LIVE「Light on fire」が開催された。今回のライブはIVVYがビクターエンタテインメントに移籍後初となるワンマンライブである。そしてメンバーのTOSHIKIはミュージカルや舞台出演などがあり、今回のワンマンが久しぶりのライブということで、フルメンバー5人揃ったステージを待ちわびるファンで会場は溢れた。

暗転した会場には白幕に10秒前カウントダウンが映し出され、ファンのカウントダウンでメンバー紹介映像が流れスタートした。幕が下りると白の新衣装を身に纏った5人が現れ、赤い照明の中で6/5(水)発売シングル最新曲で今回のライブタイトルにもなっている「Light on fire」で幕が明けた。IVVY史上最強のアッパーチューンというだけに序盤から会場をヒートアップさせ大歓声の中凄まじい盛り上がりでスタートを切った。続いてパーティーチューンの「Party up」を披露。KENTO.iのライミングのセンスが輝く鋭いrapとサングラスを外す仕草に釘付けとなり、「Pain」では雰囲気が変わり、ピンクの照明とスモークの中男性らしさが溢れるダンスを披露しファンを魅了した。

MCではリーダーのHIROTOが「楽しんでますかー？！」「待っててくれましたよね？」というと客席からは「いぇーい！」と会場が割れるような大きい声でレスポンスに応えた。「めちゃくちゃ熱い会場です！みなさんとドライブしてもっと熱くしたいと思います！」というと流れたのはIVVYおなじみのアップテンポ曲「We like party」。車の運転をするような通称“ドライブダンス”で熱く盛り上がり会場はひとつになる。続いて、「Mirage」、「MORE」では、クラップやペンライトを回すなどしIVVYとファンとが更に一体化した。一途な愛を歌ったラブソング「Onelove」ではHIROTOが“君に恋をするから”という歌詞を“みんなに恋をするから”とアレンジをし会場を沸かせ曲の最には「いつもありがとう」と溢れ出た感謝を言い、曲をしめた。

バラードメドレーではピアノの生演奏で椅子に座り「Everlasting story」「君だけに」「夢の中で」を歌唱。「Everlasting story」「君だけに」ではTOSHIKIの甘いハイトーンボイスにファンは虜となり、活動の中での思いを綴った「夢の中で」では会場を感動の渦に巻き込み拍手がおこった。
続けてピアノ生演奏で披露した、永遠の愛を誓った楽曲「Forever」ではYU-TAの思いの込もった優しい歌声とHIROTOのハスキーで力強い歌声に会場は魅了されるなど、ピアノ生演奏での音色と繊細な感情を歌に乗せ見事なハーモニーを歌い上げ観客を魅了させた。衣装を黒スーツに着替え「First&last」を歌唱。切ない曲ながらも激しいダンスで曲の世界観を表現した。

「Back to the future」ではTAIYUのダイナミックでキレの良いスキルの高いダンスが目を惹いた。「Back to the future」が終わり暗転するとMIKE TAIYU の映像が流れ始めTAIYUがMIKE TAIYUになりきり登場すると会場は大盛り上がり。ファンに話しかけるなどTAIYUらしいコミュニケーションの取り方で会場を沸かせた。衣装が赤に変わり「Brand new day」では客席にボールを投げるなどし、ファンとコミュニケーションをとる場面が多く見られ会場は笑顔で溢れカバー曲の「JOYFUL」、メンバーと観客が一斉にタオルを回し大盛り上がりとなった。
MC中、リーダーのHIROTOに「TAIYUそろそろ着替えてきて」と言われるとそれをスルーし「そろそろフライトの時間だ！」と最後までMIKE TAIYUを演じきる姿に会場は笑いの渦に包まれた。TOSHIKIの「多忙なスケジュールで振りは忘れてないか」とトークがあり、HIROTOにリハサールであった「君だけに」での間違いを暴露され、IVVY5人がじゃれあう姿が観られた。

ラストスパートの「Higher」「SHOW TIME」では高い身体能力を活かした圧倒的なダンスパフォーマンスや鋭いラップで絶叫に近い歓声が上がり会場のボルテージは最高潮だった。アンコールでは赤いペンライトともにNew Single「Light on fire」リリース記念イベント開催決定とIVVY初の東名阪ツアーが発表され大歓声が沸き起こった。

そしてHIROTO、YU-TA、TOSHIKI、KENTO.i、TAIYUはこれからについて語った。

TAIYU：ビクターにレーベル移籍後初めてのONE MAN LIVEで本当に色んな方が携わってくれて感謝しています。このステージで感謝の気持ちを返して、また更に恩返ししたいと思います。

KENTO.i：スタッフの方、観にきてくれた方には本当に感謝しています。でもあくまで赤坂BLITZは通過点であるので、これからもブレずにやっていきたいと思います。

TOSHIKI：久しぶりにステージに上がってLIVEの時間は本当に幸せだなって実感しました。これからもこの道を進んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

YU-TA：音楽が好きっていうのは5人ずっとブレなくてだからこそ音楽に対して恩返し、観に来てくれる方に恩返しをこれからもやっていきたいと思っています。

HIROTO：IVVYで恒例の参拝で絵馬を書くのですけど、書いた事全部実現してるんです。2年前に絵馬に書いた赤坂BLITZで、LIVEをするのが実現するなんて・・・この仕事をしてて毎回「この空間はなんて素晴らしいんだろう」って思うので「音楽とLIVEはなんてこんなに素晴らしいんだろう」って皆さんに伝えたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。

ラスト歌ったのはメジャーデビューシングル「Baby I’m Back」長身を活かした圧倒的なダンスパフォーマンスで観客を最後の最後まで魅了し、ソロダンスでは個性を大事にしている5人らしいそれぞれの魅力が詰め込まれたアグレッシブなダンスを披露しこれからのIVVYを物語るような勢いのある希望に満ちたIVVY ONEMAN LIVE 「Light on fire」は幕をとじた。

■IVVY ONEMAN LIVE
「Light on fire」セットリスト

1.Light on fire
2.Party up
3.Pain
4.We like party
5.Mirage
6.MORE
7.Onelove
8.バラードメドレー＜Everlasting story・君だけに・夢の中で＞
9.Forever
10.First&last
11.Back to the future
12.Brand new day
13.JOYFUL
14.Higher
15.SHOW TIME
16.With you
17.Light on fire
18.Bady I’m back