THREE1989が渋谷WWWXにてTHREE1989の3rd ALBUM “Kiss”の全国ツアー開幕！

2月8日(金)に3人組アーバンポップバンドTHREE1989が渋谷WWWXにてTHREE1989の3rd ALBUM “Kiss”の全国ツアー「THREE1989”KISS”RELEASE TOUR」の初日公演を行なった。今回のツアーはTHREE1989史上最大規模で、現時点では韓国や台湾公演を含む13箇所開催される予定となっている。

そんなツアーの皮切りとなった東京公演を観た。
会場に入るとたくさんの人でフロアが埋め尽くされていた。そして開演時間になると会場が暗転されたのちDatch(DJ)がステージに登場。DJパフォーマンスが始まった。そのパフォーマンスではQUEENの楽曲などが披露され大観衆を魅了し、DJパフォーマンスの最後「お待たせ致しました開演です」とアナウンス。Shimo(Key)とShohey(Vo)がステージに登場し会場は大きな拍手に包まれた。

Shohey(THREE1989)
Photo by Toyohiro Matsushima

Shohey(Vo)は昨年、国内外で大人気のリアリティー番組「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」に出演し、話題となった。そんなSoheyの歌声が会場に響き渡った。1曲目のニューアルバム収録曲「Fresh Kiss」から圧倒的な歌唱力で観客のボルテージはさらに高まる。ピンクや青、黄色といったポップなカラーの照明によって一気に会場がTHREE1989のムード一色となった。2曲目、Soheyの「緊張しとると？ワンマンライブやけん。緊張しとったら始まらないけん」の一言からのコールアンドレスポンスにより、新曲を聞き入っていていたフロアから、自然と声や手が上がり始めた。お客さんの緊張もほぐれ会場全体が早くも温まったように感じた。そんなお客さんでパンパンのフロアを見ながら演奏するメンバーの顔はとても幸せそうで、見ている人の胸が熱くなるほどだった。

Datch(THREE1989)
Photo by Toyohiro Matsushima

5曲目の「mint vacation」は翌日雪の予報が出ていた東京から夏をイメージできるほど熱く盛り上がる会場で爽やかな演奏だった。中盤のMCでは「ツアーが楽しみすぎて終わってほしくないから始まってほしくなかった。」というSoheyが開演前のメンバー円陣で泣きそうになった話やツアーに対する思い、そしてソールドアウトに対する感謝の気持ちをお客さんに伝えると同時に、開演してまだ入りきれていないお客さんがいること、ライブハウスでの注意喚起などファンに対する思いやりがとても感じられた。

Shimo(THREE1989)
Photo by Toyohiro Matsushima

6曲目「涙のダンスフロア」では、まるで歌詞の中の「君」に語りかけるような優しいアカペラ始まった。MCまでノンストップに盛りあがりを見せていたフロアが聞き入ってしまうようなしっとりとした引き込まれる雰囲気だった。
そして、「THREE1989を知ってて「ワンマンライブやります。」って言っただけで、お金払ってライブに来てくれて本当にありがとうございます。」と感謝の言葉を添え、THREEの活躍が楽しみになる1曲「buttefly」が演奏された。

終盤にさしかかり、フレンズのえみそんこと、おかもとえみをゲストに迎えたコラボもあり、会場のボルテージは最高潮に。「UMBRELLA」や「UNIVERSE」と、代表曲で本編を締めくった。アンコール最後の曲では、「High Times」で会場全体を躍らせ、大盛況の中ツアー初日を終えた。

Photo by Keisuke Oda

＜セットリスト＞
1,Fresh Kiss
2,Apollo
3,Tiny Dancer
4,Jangle Love
5,mint vacation
6,涙のダンスフロア
7,Rum Coke
8,buttefly
9,HIT NUMBER
10,UMBRELLA
11,DA・KE・DO
12,UNIVERSE

Enc1,Rambling Rose
Enc2,monotone
Enc3,Kiss In The Sun
Enc4,High Times

＜アルバム情報＞